今キャンプ初の練習試合が行われた!
春季キャンプも早いもので第3クールが終わりました。
最終日にはオリックスと練習試合も行われ、選手たちのアピールが続いています。
注目選手も数多く出てきており、面白いキャンプになってきました!
2軍選手も活躍中!
2/12に行われた紅白戦に、2軍から今村猛投手、中田簾投手、飯田哲矢投手が合流しました。
3投手全員が2イニングを投げ、無安打無失点の好投を見せました。
3投手の活躍に緒方監督も期待を寄せていますが「上のメンバーも良い状況。すぐに一軍に上げることはできないが、チャンスは与えていく」と述べています。
アピールとしてはこの上ない活躍をした今村投手、中田投手、飯田投手ですが、すぐに一軍とはいかない様子。
活躍している投手を一軍キャンプで見れないのはちょっぴり残念な気もしますが、それだけカープ投手陣は争いが激しいということでもあります。
贅沢な悩みがあることはチームにとっても良いことですので、たくさんの選手にアピールの場を与えて、たくさんの選手が活躍して、たくさん緒方監督や首脳陣悩ませてあげましょう!
初の練習試合!対オリックス戦!
第3クール最終日の今日2/14はバレンタインデーでした。
世間ではもらったチョコが義理か本命かでやきもきしている人もいると思いますが、カープ戦士はチョコには目もくれず(?)、オリックスと初の練習試合を行いました。
結果は「カープ7対3オリックス」でカープが快勝しました。
先発で活躍した中村祐太投手
以前の記事「今日のカープ!春季キャンプ2016 第2クール終了」でも書きましたが、先発はプロ3年目の中村祐太投手。
3回1安打無失点の好投を見せました。
キレの良い速球を軸に、ブレーキが利いたカーブを随所で使いながら、オリックス打線を翻弄しました。
若い右腕の好投に今年の活躍を期待したファンの方々も多かったのではないでしょうか。
野手陣で活躍したのは・・・、練習生の2人!
練習試合の先発オーダーは以下のとおりでした。
広島東洋カープ | オリックス・バッファローズ | ||||
1番 | レフト | 下水流 | 1番 | センター | 駿太 |
2番 | センター | 丸 | 2番 | サード | 鈴木昂 |
3番 | ライト | 鈴木 | 3番 | セカンド | 西野 |
4番 | ファースト | バティスタ | 4番 | ファースト | Tー岡田 |
5番 | 指名打者 | メヒア | 5番 | レフト | 川端 |
6番 | ショート | 田中 | 6番 | 指名打者 | 原 |
7番 | サード | 堂林 | 7番 | ショート | 大城 |
8番 | キャッチャー | 磯村 | 8番 | キャッチャー | 若月 |
9番 | セカンド | 安部 | 9番 | ライト | 小田 |
カープの4番、5番に注目してください。
バティスタ選手、メヒア選手はカープがドミニカ共和国で運営している「カープ・アカデミー」出身の練習生なんです。
つまり、育成選手契約(2軍の試合に出場する権利がある選手。1軍の試合には出場できない)すらしていない選手ということになります。
そんな2人が春季キャンプの4番、5番を担いました。
そんな2人ですが、なんと初回に連続ホームランを決めて見せました。
1番下水流選手の右中間への2塁打、2番丸選手の左中間へのタイムリー2塁打、3番鈴木選手が四球となり、無死一、二塁となり迎えた4番のバティスタ選手は内角の直球に誰もが完全に詰まらせたと思いましたが、圧倒的なパワーでボールは左中間スタンドに突き刺さる3ランホームランになりました。
続く5番メヒア選手はライナー性の打球をレフトスタンドに突き刺すホームランを放ちました。
メヒア選手はこの後の打席でも1安打を放ち、2安打1四球の活躍をみせました。
ドミニカからきている練習生の2選手は、秋季キャンプでも活躍を見せており、今回も活躍したことに緒方監督も「2人とも最高の結果を残した」と喜んでいました。
練習生は金銭的な保証や契約が確約されている立場ではありません。
その分「絶対に日本で、カープで活躍してみせるんだ」という気持ちが他の選手に比べてとてつもなく強いのではないかと思います。
この2選手の活躍に他の選手も触発されて、相乗効果が生まれることを期待したいですね。
プチカープ情報
やってしまった野間選手
紅白戦で2試合連続で1番先発出場、2試合連続安打で活躍を見せていた野間峻祥選手。
ですが、一時リタイアすることとなりました。
原因は「急性胃腸炎」とのことです。
宿舎で静養しながら、練習合流を検討していくとのことですが、期待をかけていた緒方監督からは「疲れが出てくるとは思うが、自己管理もプロ意識をもってやってほしい」と厳しい言葉が投げかけられたとのこと。
体調不良は誰にでも起こることだと思うのですが「そこを管理してこそプロ野球選手」ということなんですね。
確かに、プロの世界では少し抜けた間に他の選手が活躍してレギュラーを奪われることは数多くありますし、緒方監督から厳しい言葉が投げかけられる理由もわかりますよね。
何はともあれ、野間選手の早い復活を祈っております。
チョコを羨ましがる緒方監督!?
2/14はバレンタインデー。
プロ野球選手はファンからたくさんのチョコをもらうと聞きます。
カープで1番人気の大瀬良投手宛のプレゼントがダンボールに入りきらないのを見た緒方監督は「うらやましい限り」とコメントを残しました。
でも、そのあとの一言が緒方監督らしさを物語ります。
「家族から一つもらえば十分だよ」
厳しい練習が続くキャンプの中で、家族愛溢れる「ほっこり」した一コマでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
第3クールが終わりました。第4クールには「男気!黒田博樹投手」が合流予定です。
沖縄行き(1軍生き残り)をかけた最後のアピールにも注目が集まります。
見どころ満載になるであろう第4クールも選手たちの活躍に期待していきましょう!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。