オープン戦開幕!初戦は東京ヤクルト!
いよいよ始まりました、オープン戦。
初戦は昨シーズンのセ・リーグ覇者「東京ヤクルトスワローズ」です。
オープン戦といえども勝負は勝負。
キャンプの成果を試すことはもちろんですが、しっかりと勝つことも大切です。
2016年シーズンに向けて、勝ちグセをつける大事な初戦となります。
試合内容、結果・戦評
スタメン
広島東洋カープ | 東京ヤクルトスワローズ | ||||
1番 | セカンド | 菊池 | 1番 | センター | 坂口 |
2番 | センター | 丸 | 2番 | サード | 川端 |
3番 | サード | ルナ | 3番 | セカンド | 山田 |
4番 | 指名打者 | プライディ | 4番 | レフト | バレンティン |
5番 | ファースト | 新井 | 5番 | 指名打者 | 雄平 |
6番 | レフト | 松山 | 6番 | ファースト | 森岡 |
7番 | ライト | 鈴木 | 7番 | ショート | 大引 |
8番 | ショート | 田中 | 8番 | キャッチャー | 中村 |
9番 | キャッチャー | 磯村 | 9番 | ライト | 山崎 |
先発 | ピッチャー | 野村 | 先発 | ピッチャー | 成瀬 |
カープのスタメンを見て、開幕オーダーかと思いました。
勝ちにいく姿勢が感じられるスタメンだったと思います。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安打 | 失策 | |
広島 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1 | 4 | 11 | 13 | 1 |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 1 |
投手成績
勝敗 | 選手名 | 投球回数 | 打者数 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝ち投手 | 野村 祐輔 | 3 | 11 | 58 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 |
横山 弘樹 | 2 | 9 | 30 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | |
藤井 皓哉 | 2 | 7 | 30 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | |
中田 廉 | 1 | 4 | 25 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
今村 猛 | 1 | 3 | 14 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
結果は「カープ 11-1 ヤクルト」でカープが快勝しました。
初戦を勝てたことに加えて、投手・野手ともに多くの選手が結果を残すことができました。
順調な仕上がりを見せた投手陣!特に注目は2人の投手!
今回は5人の投手が登板し、全員素晴らしい結果を残しましたが、特に注目すべきは野村投手と横山投手。
まずは野村投手からです。
オープン戦初戦の大事なマウンドを託されました。
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結果は3回を投げて3安打1失点とまずまずの投球内容でした。
失点した原因が暴投だったことが残念でしたが、持ち味の粘りのあるピッチングでした。
野村投手本人も「ストレートで空振りやファウルがとれたので良かった」と振り返っています。
ですが、3回で58球も投げています。コントロールと勝負する球の質を上げていってもらい、ローテーションの一角を担ってもらいたいですね。
続いては横山投手。
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NTT東日本からドラフト2位で入団したルーキーは、圧巻のピッチングを見せてくれました。
野村投手からバトンを受け継いだ4回。
相手打者は昨季トリプルスリーの山田選手でしたが、3球三振に斬ってとります。
次の4番バレンティン選手も切れ味鋭いフォークで3球三振に抑えました。
次の5回も無失点に抑えて、横山投手は2回を3安打無失点の好投となりました。
オープン戦初デビューを飾った横山投手は「課題も見つかったが、結果として0点に抑えられてよかった」と振り返りました。
ルーキーの活躍に野手も触発され、5回2死一、二塁とピンチを背負った場面では、ヤクルト川端選手の右中間を抜けそうな飛球を天谷選手が華麗なダイビングキャッチを見せました。
全体を通して、低めのストレートの伸びが良く、コントロールも素晴らしいものがありました。
チェンジアップとフォークが売りだということですが、試合をみていると外角に決まるカーブ、スライダーのコントロールもなかなかのもの。
登板する際には「ピッチャー今村」と、アナウンスが間違われるハプニングもありましたが、動揺することなく堂々のピッチングを見せてくれた横山投手には期待大です!
野手でもルーキーがアピール成功!
野手陣は11点を取る素晴らしい打線のつながりを見せくれました。
最終回にホームランを打ったエルドレッド選手と土生選手。
野手では唯一フル出場して4打数2安打1打点1四球の活躍を見せた鈴木選手。
4回二死一塁の場面で、松山選手が打ったライト前の打球処理を、相手選手がもたついている間に一塁から激走して生還した新井選手など、たくさんの選手が活躍を見せてくれました。
その中でも特に注目はドラフト5位で入団した西川選手。
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5回から途中出場した西川選手は、打席で堅実さを見せつけました。
7回表の無死一,二塁の場面で、ベンチからの指示はバント。
ボール球には手を出さず、ファーストストライクをきっちりバントしてみせました。
9回表の2打席目はセンターフライとなりましたが、打席での落ち着きとボールを見極める能力の高さが窺え、野球センスの高さが垣間見えました。
7回裏の守備でも、三遊間のショートゴロを捕ってから素早い送球を見せ、見事ダブルプレーを完成させました。
ルーキーらしからぬ落ち着きと安定感に、今後の活躍を期待するばかりです。
みつかった課題
私が見ていて気になったのは盗塁です。
カープは3回盗塁を試みて成功は1回のみ。ヤクルトは3回盗塁を試みて全て成功。
差がはっきりと生じました。
出塁したランナーをホームに還すためにはいかに次の塁に進めるかが重要となります。
その中でも足が速い選手が多いカープにとって、盗塁はとても重要なものになります。
盗塁は足が速いだけでは成功しません。
投手のクセや配球、カウント、牽制などを考えながらスタートを切る高い技術を必要とするものです。
カープには石井コーチ、東出コーチといった、高い盗塁技術を持ったコーチがいるので、シーズンまでにその技術を伝授して盗塁成功率を上げていってほしいと思いました。
また、相手に盗塁を3回も成功させてしまっているバッテリーも考えなければなりません。
牽制球がなく、無警戒ではないかと思う場面も見受けられました。
盗塁は「相手にさせず、こちらは決める」が鉄則です。
皆さんも、今後の試合の中で盗塁に注目してみてはいかがでしょうか。
プチカープ情報
野球日本代表の「侍ジャパン」のメンバーに、大瀬良投手と菊池選手が選ばれたことは、以前の記事「今日のカープの結果 春季キャンプ2016 No5」でお知らせしましたが、新たにカープから追加招集される選手が決まりました。
丸佳浩選手です。出展元リンク
横浜DeNAの梶谷選手が出場を辞退していたことを受け、追加招集が決まったとのことです。
日本の代表にカープから3選手も選出されていることは、カープファンとして大変嬉しく思います。
ですが、くれぐれも怪我だけはしないように活躍してくれることを期待しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オープン戦初戦は快勝となり、とても気持ち良いスタートがきれました。
明日、2/21はオープン戦2戦目「対読売ジャイアンツ」です。先発は福井投手となります。
2戦目もきっちり勝って、たくさんの選手が活躍してくれることを期待しましょう!
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