カープ恒例!節分イベント
広島カープでは、毎年春季キャンプで節分イベントを開催しています。
節分といえば、豆をまいたり、恵方巻を食べたりしますよね。
カープでの節分イベントは、新外国人にチームの躍進と無病息災を願って恵方巻きを食べるのが恒例となっていました。
恵方巻に宿る呪い!?
実はこの恵方巻を食べる恒例行事。
カープファンのみならず、野球界の中で「恵方巻の呪い」と言われているのをご存知ですか?
2013年の新外国人 ミゲル・ソコロビッチ投手
2013年、恵方巻を食べたミゲル・ソコロビッチ投手。
ゆったりと始動すると小さなテークバックに、コンパクトな腕の振りで頭の後ろを通して上から投げ下ろす独特の投球動作に、「キレイな球筋だが、タイミングは取りづらい」と評価され、期待が大きい投手でした。
ですが、恵方巻を食べた後、左ふくらはぎの張りを訴え、春季キャンプ中に離脱してしまいます。
その後、復帰して一軍でも登板しましたが、目立った成績は残せないまま、1年で退団となりました。
2014年の新外国人 ザック・フィリップス
2014年に恵方巻を食べたのは、ザック・フィリップス投手。
最速155キロの速球を武器に、先発・中継ぎのどちらでも起用できる万能投手であることに加えて、あの人気俳優キアヌ・リーブス並のルックスを持ち合わせていたため、カープ女子のハートを鷲掴みにすること間違いなし、と思われていました。
ですが、シーズン途中に左ヒザを負傷して検査のため帰国しました。
フィリップス投手が在籍していた2014年は外国人選手が7人も在籍しており、外国人枠の都合上、なかなか一軍での登板機会を得られず、1年で退団となってしまいました。
2015年の新外国人 マイク・ザガースキー投手
2015年は、マイク・ザガースキー投手。
愛嬌のあるぽっちゃり体型から「癒し系」になること間違いなしで、
最速152キロの速球とスライダー、チェンジアップなど多彩な変化球もあり、実力的にも魅力ある投手でした。
ですが、ザガースキー投手は恵方巻を食べた翌日に事件が発生します。
なんと、ノック中に右足首を捻りキャンプをリタイアしてしまいました。
その後、外国人枠の関係で1軍と2軍の入れ替えが繰り返される起用方法のなか、残念ながら1年で退団となりました。
ザガースキー投手は、雨の日に登板した大瀬良投手に自分は靴下になるのをいとわず、スリッパを渡した素敵な人物でした。
個人的にも好きな選手だったので、とても残念でした。
2016年は・・・!?
2013年~2015年まで、恵方巻を食べた新外国人全員が、
何らかの怪我をして、1年で退団になっています。
ここから「恵方巻の呪い」が噂になり始めたのですが、科学的根拠は全くありません。
ですが、共通点はあるのです。それは、全員新加入した外国人の中継ぎ投手ということです。
それ故にチーム内からも「2016年は新外国人の中継ぎ投手にはやらせないとか…」との案が上がっていたようです。
幸いなことに、今回の新外国人投手は抑え候補の155キロ右腕ジェイ・ジャクソン投手と、先発もこなせるブレイディン・ヘーゲンズ投手です。
中継ぎ投手という共通点はなくなったので一安心と思いましたが、カープ球団に抜かりはありません。
「恵方巻の呪い」を危惧する声から、2016年は恵方巻を食べる行事は中止になりました。
球団関係者によると「正式にNGが出た」とのことで、「恵方巻きとは関係ないとは思うが、念には念を入れて」との理由だそうです。
でも節分のイベントはやりました。
ジャクソン投手、ヘーゲンズ投手が鬼のお面を付け、報道陣に「福は内」と言いながら豆をまきました。
いろいろ混ざってますが、これで呪いから解放されるのであれば、安いものですよね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カープにはその他にも面白い出来事や豆知識がたくさんあるんです。
またのお楽しみに!!
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