抜かりない補強と本気の球団姿勢
カープ情報をお送りします。
広島カープが6月25日にスティーブ・デラバー投手と契約合意に至ったことを発表しました。
アメリカ出身の32歳。
メジャーで中継ぎ投手として通算190試合の登板で15勝9敗2Sの成績。
ブルージェイズに所属していた2013年には安定感抜群の投球内容でオールスターにも出場しています。
身長195cm、体重95kgの恵まれた体格の持ち主で、直球を武器に三振が奪える投手のようです。
一度引退してから復帰した経歴を持つ男
実はデラバー投手は、プロに入団した後は結果が残せなかったことに加えて選手生命に関わる肘骨折によって一度引退しているのです。
そして非常勤講師として働いています。
その影響を受けて一部のファンからは「デラバー先生」と呼ばれて親しまれているそうです。
性格も非常に明るく、面白い選手のようで、以前ブルージェイズに在籍していた川崎選手と一緒に面白いキャラクターとしてコンビを組んでテレビインタビューを受けたりしています。
でも、頼もしいのはキャラクターだけではありません。
190試合に登板して242奪三振という高い奪三振率を誇っています。
カープに所属する外国人はジョンソン投手、ジャクソン投手、ヘーゲンズ投手、ルナ選手、プライディ選手、エルドレッド選手と今回のデラバー投手を加えて7人となり、外国人枠はますます熾烈となりますが、魅力ある投手の加入は嬉しいところです。
カープの鈴木球団本部長は「今は後ろの2人がしっかりしているが、いつどうなるかわからない。いい投手がいればと探していた」とコメントしています。
球団の優勝への執念が見えますね。
まとめ
三振が取れる投手加入は非常に嬉しいことです。
それ以上に嬉しいのがカープ球団のこれまで以上の優勝に懸ける念の入れようですよね。
これまでも優勝を目指して補強してきたとは思いますが、今の好調なチーム状況でも助っ人を補強する姿勢はあまり見受けられなかったと思います。
デラバー投手は若干制球に難があり、今は調子を落としているという情報もあります。
最初は日本野球に慣れることと、調子を取り戻すことを目的に2軍登板になると思いますが、せっかくカープに来てくれるんですから「外国人の誰かが崩れたときの代替」ではなく「実力で外国人枠を奪う助っ人」として活躍を期待したいですね!
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