2016年の春季キャンプが終了しました!
2016年の春季キャンプが始まってから、はや1ヶ月。
ついに本日、2月28日をもって広島カープの春季キャンプが終了しました。
ルーキーや新外国人の活躍、ベテラン選手の存在感などといった、カープにとって素晴らしい収穫がありました。
一方、将来のカープを背負える若鯉と次期エース候補のあまりにも痛すぎる離脱もありました。
悲喜こもごもの結果となった、2016年の春季キャンプを総括していきます。
対外試合 7連勝締め!今年のカープに期待大!
2016年シーズンのリーグ優勝、そして日本一を目指すカープ戦士たち。
2/1から宮崎県日南市で始まった春季キャンプは、途中2/20に舞台を沖縄に移し、本日終了を迎えました。
キャンプ当初はチーム内での練習、紅白戦が中心でしたが、キャンプが進むに連れて他チームとの練習試合やオープン戦が始まりました。
2/14に行われたオリックスとの練習試合を皮切りに、オープン戦2試合、練習試合5試合の計7試合を戦いました。
オープン戦や練習試合というと、若手選手を試したり、投手は新球や新フォームを試したりするため、結果より中身が注目されることが多いように感じますよね。
ですが、試合は試合です。試合に勝ち、勝ちぐせをつけていくことはとても大切なことです。
また、「中身がなければ試合に勝つことはできない」とも言えると思います。
そんな中、我らの広島カープは素晴らしい結果を残してくれました。
最終日の本日2/28に行われた日本ハムとの練習試合に「カープ6-1日本ハム」で勝利し、
対外試合 7連勝を飾りました!
今日の日本ハムとの練習試合では、野手の活躍が目立ちました。
ルナ、エルドレッド、プライディ、新井の4連打が炸裂。若い選手が多い外野手争いに食い込んでいきたい天谷選手にホームランも飛び出しました。
一方、投手では先発したジョンソン投手が3回2/3を投げて4安打4四球1失点の内容。
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結果として1失点に抑えたことには安心しましたが、4四球と精彩を欠いたピッチングでした。
緒方監督は「セットポジションでのコントロール、テンポが悪かったと思うが、開幕までには修正してくれるだろう」とコメントしました。
昨年は14勝という素晴らしい結果を残し、今シーズンも先発ローテーションの一角を担うであろう投手です。今後の練習、オープン戦を通して、開幕に向けて照準を合わせてほしいですね。
ジョンソン投手とは対照的に結果を残したのは、新外国人のジェイ・ジャクソン投手とブレイディン・ヘーゲンズ投手。
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写真はキャンプ中に行われた節分での豆まきを楽しむ2投手ですが、相手打者は本当の鬼とも感じるであろう圧巻のピッチングを披露。
ジャクソン投手は5回に登板。最速153キロのストレートを披露し、1回無安打2三振に抑えました。
ヘーゲンズ投手は6回に登板。安定した投球内容で、こちらも1回無安打無失点に抑えました。
緒方監督にとっては、外国人枠が限られているなかにあっての新外国人2投手の活躍に嬉しい悲鳴となっていることでしょう。
大瀬良投手と鈴木選手の離脱
カープファンであれば当たり前のことですが、選手の離脱についてお伝えするのはとても辛いです。
ですが、起こってしまったことは事実であり、逃げても仕方ありませんので、正確にしっかりとお伝えしていきます。
次期エース 大瀬良投手の離脱
沖縄へ移動して直ぐの2月20日。
練習中に右肘の違和感を訴えた大瀬良選手は、翌々日の22日に精密検査を受けるために沖縄から広島へ戻りました。
併せて、参加予定だった3月5、6日に行われる侍ジャパン強化試合を辞退したことも分かりました。
この時は「多分大丈夫だと思います」と気丈に振る舞っていましたが、2月25日に診断結果が判明。
「右肘の内側側副靱帯の部分損傷」と発表されました。
約2週間は安静にして治療に望まなければならず、復帰に向けたリハビリを考えると、「開幕に合わせるのは難しい」とのことです。
とても残念な結果となってしまいましたが、そこはエースとしての自覚が芽生えている大瀬良投手。
すでにマツダスタジアムでリハビリを行っています。
大瀬良投手は「悔しいし、チームに対する申し訳なさもある。現状はしっかりと受け止めて早く戻れるようにしたい」と述べており、1軍復帰に意欲を示しています。
大瀬良投手は、実は中学3年の時に右肘を手術した経験があります。
怪我はとても残念ですが、1度痛めたことがある場所のため、自身の状態も1番良く分かっていると思います。
焦ることなくしっかり治してからチームに戻ってきてもらい、癒し系イケメンの笑顔を見せてくれる日を待ちましょう。
飛躍が期待されていた鈴木選手
2月22日に行われた起亜(キア)タイガースとの練習試合では、ライトのレギュラー候補であった鈴木誠也選手が右太もも裏を痛めて途中交代しました。
沖縄市内の病院で検査を受けた結果、「右ハムストリングの筋挫傷で加療2週間」と診断され、3軍で加療・調整となりました。
鈴木選手本人は「キャンプではいい結果が出てきたところだったので、悔しい。でも開幕ポジションに入れるように、結果を出してアピールしていく」とコメントしました。
課題の打撃で結果を残し出していた矢先での離脱に、石井打撃コーチも「オーダーが決まるかなと思っていたところだったため、残念」と述べました。
大瀬良投手に次いでダブルパンチとなりましたが、鈴木選手本人に後ろ向きな様子はありません。
焦りは禁物ですが、怪我したときに出来ることをしっかりこなして、早く復帰することを祈るばかりです。
プチカープ情報
若干怒りも込み上げてくる情報があります。
以前の記事(今日のカープの結果 春季キャンプ2016 No6)で、広島カープの2軍がJR東海(社会人チーム)と対戦して敗戦したことをお伝えしました。
そして、強いチーム、優勝するチームは、2軍チームも強いということもお伝えしました。
ですが・・・、
その後、2月22日の対セガサミー戦は「セガサミー8-3広島」。
2月27日の対ENEOS戦は「ENEOS7-6広島 」という結果となりました。
もう細かいことは何も言いません。
2軍といえどプロ野球チームであることと、プロ野球選手である自覚を持って、とにかく勝つこと。
それだけです。
まとめ
2016年の春季キャンプを振り返りましたが、いかがでしたでしょうか。
キャンプ打ち上げの手締めでは、今季から選手会長を務める小窪選手が「目標は25年ぶりの優勝です。勇往邁進。チーム一丸となって、目標に向かって突き進みましょう」と、力強い大きな声で挨拶をしました。
我々カープファンも小窪選手の熱い想いに負けることない、熱い声援を送り続け、選手とともに25年ぶりの優勝を目指しましょう。
3月はオープン戦が目白押しです。
同時に、開幕に向けたチーム内の争いも過激になっていきます。
選手たちの熾烈な開幕1軍争いに注目していきましょう。
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